AKIBA Cancer Forum 2015

ACF 2015 ギャラリーNEXT3 プログラム

20150808acf

テーマ

健康医療(福祉・介護・運動・美容)

開催日

平成27年8月8日(土)

時 間

10:00~17:50

場 所

秋葉原UDX4F UDXギャラリーNEXT3

参加費

無料

募集人数

募集対象

がん患者、そのご家族、健康、医療に関心がある方、がんに関心がある方、医療関係者、他
 


※詳細・お申込の方はこちらをご覧下さい。⇒ http://www.cancernet.jp/acf/program

 

 

"AKIBA"をがん医療情報発信基地に !!
がんを「知る」「学ぶ」「集う」をテーマに
年に1回開催するがん患者・ご家族・市民のための
最新がん医療フォーラム


◆大腸がんの外科治療
"世界に冠たる日本の大腸がん外科治療を知る"

【10:00-10:50】 
大腸がんは、完全に切除できれば完治する可能性が高いがんです。このため、他の臓器に転移がある場合でも積極的に手術を行います。手術方法には、内視鏡、腹腔鏡、開腹手術があり、進行度、病期(ステージ)に応じて手術方法を選択します。

・板橋 道朗(いたばし みちお)氏
 東京女子医科大学 第二外科
 東京女子医科大学第二外科・准教授。1984年北里大学医学部卒業。1984年東京女子医科大学第二外科入局。1989年 同助手。2001年同講師。2009年同准教授。日本外科学会指導医・専門医、日本消化器外科学会指導医・専門医、日本大腸肛門病学会評議員・指導医・専門医、日本大腸検査学会評議員、日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会理事・評議員。


◆大腸がんの薬物療法
"目覚ましい進歩を遂げる切除不能・再発進行大腸がんの個別化治療"

【11:00-11:50】
大腸がんの化学療法は、この10年余りで飛躍的に進歩しています。がん遺伝子の異常を事前に判定し、その結果に基づき最適な治療が選択されるようになりました。次々と明らかになる新しいがん遺伝子異常が新薬開発を促進しています。本講義では最新の知見に基づく大腸がんの個別化治療をわかりやすくお話いたします。

・吉野 孝之(よしの たかゆき)氏
 国立がん研究センター東病院 消化管内科
 1995年防衛医科大学校卒業、防衛医科大学校病院で研修。1997年国立がんセンター中央病院病理部。1999年、国立がんセンター東病院消化器内科。2002年静岡県立静岡がんセンター消化器内科。2005年米国メイヨークリニック、バンダービルト大学、ダナハーバーがん研究所に留学。2007年より国立がんセンター東病院消化器内科。2010年4月より国立がん研究センター東病院消化管内科 外来・病棟医長。2014年11月より国立がん研究センター東病院 消化管内科長となる。2013年4月より国立がん研究センター 先端医療開発センタートランスレーショナルリサーチ分野 併任。2014年6月より国立がん研究センター東病院 験管理室副室長 併任。現在に至る。


◆肝臓がんの外科治療
"ここまで来た。肝臓がんの外科治療"

【12:00-12:50】 
肝臓がんは、肝臓を門脈の支配する区域ごと に分けて切除範囲を決める「系統的肝切除」という考えに基づき、安全に確実に切除されます。最近はコンピューターシミュレーション技術が発達し、さらに緻密な手術が可能になりました。重要なことは出血量を少なくし、肝機能をできるだけ温存すること です。また、開腹手術以外に腹腔鏡下手術も開発されていきています。

・國土 典宏(こくど のりひろ)氏
 東京大学大学院 医学系研究科 肝胆膵外科分野
 1981年、東京大学医学部卒業後、東京大学第二外科入局。米国ミシガン大学留学を経て癌研附属病院外科医長。2001年東京大学助教授、2007年より現職。専門は肝がん、膵がん、胆管がんの外科治療と肝移植。日本外科学会理事長。アジア太平洋肝胆膵学会理事長。肝癌診療ガイドライン2013年版改訂委員長を務めた。


◆肝臓がんの薬物療法
"副作用を理解して、治療に取り組むことが重要!"

【13:00-13:50】 
肝臓がんに有効な全身化学療法剤はソラフェニブだけと、まだ限られています。このソラフェニブの治療効果を十分に引き出すためにも、副作用を十分に理解して、治療に取り組むことが重要です。

・池田 公史(いけだ まさふみ)氏
 国立がん研究センター東病院 肝胆膵内科
 1994年熊本大学医学部卒業。1996年から国立がんセンター中央病院のレジデント、チーフレジデントを経て、2002年11月から5年間、国立がんセンター中央病院 肝胆膵内科に勤務。2008年03月に国立がんセンター東病院 肝胆膵内科 医長として赴任し、2012年7月より国立がん研究センター東病院 肝胆膵内科 科長として勤務している。肝胆膵領域の非手術療法の開発を中心に研究を進めている。


◆【神奈川胃癌ネッツ共催】胃がん

【14:00-15:50】 
14:00~14:05 イントロダクション
 
・円谷 彰(つぶらや あきら)氏
 横浜市立大学附属市民総合医療センター
 1983年北大医学部卒、横浜市大第一外科入局。国内外のがんセンター等での研修や研究を経て、2006年より神奈川県立がんセンター、2014年より現職。胃癌を中心に診療と臨床試験の研究代表等を、日本胃癌学会ではガイドライン作成や規約委員を務める。外科医のノンテクニカルスキル(NOTSS)向上プロジェクトも国際協同で行い、集学的な標準治療の確立と、患者安全の向上を目指している。
 
14:05~14:25 胃がんの予防
胃がんにならないための『はじめの第一歩』
胃がんのほとんどはヘリコバクター・ピロリ菌(HP)陽性であることが知られている。またピロリ菌は胃潰瘍・十二指腸潰瘍、慢性胃炎、などの原因であることも解明されている。従ってご自分がHP陽性であるか否かを知ることと、陽性であった場合に除菌治療をしておくことは、将来胃の病気にならないためにも、健康な胃を維持していくうえでもとても大切です。
 
・木村 正之(きむら まさゆき)氏
 医療法人敬歯会けいあいクリニック
 1982年聖マリアンナ医科大学医学部卒、同大第一外科入局。1989年同大学大学院医学研究科卒 (博士号取得)。2001年同大消化器外科講師。2007年聖ヨゼフ病院外科部長。2010年けいあいクリニック副院長。病院では主に胃がんの集学的治療(手術療法・化学療法・免疫療法など)を中心に活動。2010年日本ヘリコバクター学会ピロリ菌感染症認定医を取得。クリニックでは地域住民の健康な胃を守るため、また胃がん撲滅をめざしピロリ菌の診断および除菌治療を積極的におこなっている。
 
14:25~14:50 胃癌手術
最新の外科治療
胃がんの外科治療は、日本が世界をリードする形で進んできました。近年、体に優しく術後の回復が早いということで社会に浸透してきた腹腔鏡下胃切除も、本邦で1991年に導入されています。最近では、幽門側胃切除の約4割がこの腹腔鏡で行われているとの報告もあります。新しいと思われていた腹腔鏡手術ですが、近年より多くの利点を持つ最新の手術が開発され、これまで治療をあきらめていた患者さんが治療できたケースもあります。ここでは開腹手術から最新の腹腔鏡手術について解説させていただきます。
 
・福永 哲(ふくなが てつ)氏
 順天堂大学医学部 消化器・低侵襲外科学
 1988年琉球大学医学部卒業。順天堂大学医学部附属順天堂医院で臨床研修後、順天堂大学浦安病院で消化器・呼吸器・乳腺・甲状腺の外科治療に従事。1994年に肺障害の研究のため留学した米国で内視鏡外科に出会う。帰国後に順天堂大学浦安病院外科で腹腔鏡・胸腔鏡手術の導入と開発に取り組む。2004年に旧癌研究会付属病院に胃癌・大腸癌の腹腔鏡手術立ち上げのため移動、がん研有明病院での胃癌手術件数を飛躍的に増加させた。2010年より聖マリアンナ医科大学、消化器・一般外科教授、2015年より順天堂大学医学部、消化器・低侵襲外科教授。消化器がん(胃がん、食道がん)の外科治療に従事。モットー「治るなら体に優しい治療法で」
 
14:50~15:10 胃がんの術後障害
教科書的な胃癌術後合併症とあまり知られていない合併症
代表的な胃がんの手術後の障害は(1)腸閉塞、(2)ダンピング症候群、(3)輸入脚症候群、(4)貧血、(5)逆流性食道炎、残胃炎、(6)骨障害、(7)胃手術後胆石症、(8)小胃症状で、これらについて説明し、更に、あまり知られていない、われわれの施設で診ている脂溶性ビタミンの合併症について説明します。
 
・利野 靖(りの やすし)氏
 横浜市立大学附属病院
 横浜市立大学外科治療学准教授、横浜市立大学一般外科部長。昭和60年横浜市立大学医学部卒業。平成19年より横浜市立大学附属病院一般外科部長兼外科治療学准教授。現在の活動は日本外科学会・日本消化器外科学会(評議員・指導医・専門医)日本内視鏡外科学会(評議員・技術認定医(消化器・一般外科))、日本胃癌学会(評議員)等。AMED(旧文部科学省)次世代がん研究シーズ戦略的育成プログラムでの同一胃癌症例の原発組織、非癌部粘膜、血液、腹水を用いた胃癌の治療・再発についての研究代表者。
 
15:10~15:35 胃癌に対する化学療法
Stage II/IIIに対する補助化学療法と、Stage IVに対する化学療法
Stage II/IIIに対しては、除術補助化学療法としてS-1を1年間内服する治療が標準である。Stage IVでは、まずHER2検査を行う。HER2陰性では、一次化学療法として、S-1/シスプラチンが推奨度1、S-1/オキサリプラチン、もしくはカペシタビン/シスプラチンまたはオキサリプラチン、S-1/ドセタキセルが推奨度2となる。HER2陽性胃癌では、カペシタビン/シスプラチン/トラスツマブが推奨度1となる。二次化学療法としては、パクリタキセル/ラムシルマブが有用である。
 
・吉川 貴己(よしかわ たかき)氏
 神奈川県立がんセンター
 神奈川県立がんセンター消化器外科部長。平成元年横浜市立大学医学部卒。平成5年スウェーデン国ヨーテボリ大学留学。平成7年横浜市立大学大学院医学研究科卒。平成24年より神奈川県立がんセンターより現職、横浜市立大学医学部臨床教授。日本外科学会専門医・指導医・評議員、日本消化器外科学会専門医・指導医・評議員、日本内視鏡外科学会技術認定医(胃)・評議員、日本胃癌学会評議員、JCOGプロトコール審査委員会副委員長ほか。
 
15:35~15:50 Q&Aディスカッション
 
・円谷 彰氏・木村 正之氏・福永 哲氏・利野 靖氏・吉川 貴己氏


◆がんと栄養
"諦めなくてもいいんだよ、我慢しなくてもいいんだよ。美味しく食べるヒントを探そう"

【16:00-16:50】 
出会った患者さんの中には食事を取ること、それは生きること。食事がとれないことは体力を奪われていくこと。そんな思いが強く、食事量が低下することを不安に思う方がいます。食べたいものを食べれないことは辛いことです。体重が落ちていくこと、筋肉が落ちていくことに不安を覚えます。でも、食事にはいろんな工夫があります。これまで出会った患者さんのそんな思いに答えてきました。「諦めなくてもいいんだよ。我慢しなくてもいいんだよ。」。食事は、楽しく美味しく食べてこそ、生きる糧になります。美味しく食べられるヒントを探って頂くようなお話を出来ればと思っています。

・川口 美喜子(かわぐち みきこ)氏
 大妻女子大学家政学部 がん病態栄養専門師
 昭和56年大妻女子大学卒業。およそ20年間の研究生活後、平成16年から島根大学病院管理栄養士としておもに緩和ケアチームの一員としてがん患者の栄養と食事を支援した。患者に「食べる喜び」を提供することの大切さを心に刻んだ。昨年から大妻女子大学家政学部での教育と在宅栄養支援に関わっている。急性期病院で回復した時間よりもその後の人生は長い。在宅で生きる時間は大切だ。健康長寿を目指す食事・栄養の摂り方も大切だが、人は老いを迎え機能は低下する。老いても、病気があっても「ごちそうさま」と家族で食べる喜び・笑顔を持ち続ける栄養と食事の提案を続けたいと思う。


◆がんと遺伝
"遺伝するがん、しないがん"

【17:00-17:50】 
多くのがんは遺伝性ではないが、全体の5%弱は遺伝性である。遺伝性がんは、異常を持つ原因遺伝子の遺伝により起こる。大腸・乳腺のがんで遺伝性が多い。遺伝性のがんの診断には家族歴が大事である。遺伝性がんでは遺伝子検査が可能であるが、すべてで確定できるわけではないし、カウンセリングが必要である。臨床的には定期的フォローアップ・早期の治療が重要である。

・湯浅 保仁(ゆあさ やすひと)氏
 東京医科歯科大学 名誉教授
 1973年東京医科歯科大学医学部医学科卒業、1977年東京大学大学院博士課程修了。1977年東京大学医科学研究所ウイルス感染研究部助手、1980年から米国国立衛生研究所(NIH)に3年間留学、1985年群馬大学医学部衛生学講座助教授。1988年東京医科歯科大学医学部衛生学講座教授、2000年同大学大学院分子腫瘍医学分野教授に配置換、2014年定年退職。2011年から2014年まで東京医科歯科大学医学部長を併任。専門は分子腫瘍学。

 



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